車が故障したときに代車がない場合はどうする?対処法を解説

車が故障してしまったとき、ディーラーに入庫しても、修理期間中に必ず代車を用意してもらえるとは限りません。今回の記事では、代車が借りられない場合の対処法や費用などについて解説します。

故障した車をディーラーに入庫しても代車がない理由4つ

クルマの修理中には代車が必要になりますが、ディーラーで貸してもらえないことがあります。主な理由は以下の4つです。

  • 在庫が不足しているため
  • サービス内容に含まれていないため
  • 自動車保険の内容に含まれていないため
  • 利用者側のリクエストに合った車が用意できないため

それぞれの理由について、順番に解説していきます。

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車が故障して代車を手配しようとしている男性

在庫が不足しているため

クルマが故障した際に代車がない場合の一般的な理由として、すべての代車が貸し出されている「在庫切れ」の状態が挙げられます。特に、車検が多い時期や季節の変わり目のメンテナンス時期には需要が集中し、代車が不足しがちです。

ただし、これは一時的な状況である可能性も高く、少し待てば空きが出ることもあります。一度断られたとしても、機会を改めて相談すれば、タイミングが合うこともあるでしょう。

サービス内容に含まれていないため

実は、代車の貸し出しは、ディーラーや修理工場が顧客との良好な関係を築くためのサービスで、法的な提供義務が存在するわけではありません。そのため、小規模な工場や一部のディーラーでは、コストや方針の都合上、代車を置いていないことがあります。

また、近年増加している「短時間車検」を行うディーラーや専門店でも、作業時間が短いため、代車を用意していないことがあります。

自動車保険の内容に含まれていないため

急な事故や故障のときは、ディーラーで代車を用意できないことがあります。その場合は、ディーラーがレンタカーを借り、その代金を代車費用として請求します。自動車保険のレンタカー特約で代車費用を保証してくれる可能性は高いものの、事故のみなのか、そもそも代車費用特約(レンタカー費用特約)に加入している保険内容なのか、事前にチェックしておきましょう。

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利用者側のリクエストに合った車が用意できないため

利用者側の要望が、代車の貸し出しを難しくするケースもあります。例えば、特定の車種やグレードを希望した場合、それが用意できないために貸し出しを断られてしまうこともあるでしょう。代車はあくまで移動手段の確保と考え、車種を選ばない柔軟な姿勢が大切です。

また、1か月以上にわたる長期間の貸し出しも、断られる可能性が高くなります。長期間の貸し出しは業者側の負担が大きくなるうえ、他の顧客が利用できなくなってしまうためです。

ディーラー代車は無料?有料?

代車の貸し出しは、ディーラー側の基準によって料金が異なります。例えば、車検や点検の予約など事前に依頼する場合は、無料で借りられることが一般的です。一方、事故や故障による急な依頼では、多くが有料になります。

また、ディーラーが紹介するレンタカー会社を利用する場合や、ディーラーがレンタカーを借りて代車として貸し出す場合なども、やはりレンタカー費用は利用者負担となる傾向があります。

有料の場合、費用は1日あたり5,000円から10,000円程度が一般的です。ただし、この費用は、加入している自動車保険の代車費用特約(レンタカー費用特約)で補填される可能性もあります。

代車費用特約とは、自動車保険の車両保険に付帯できる特約で、事故や故障によりクルマが利用不可になった場合、一定期間の代車料金を保険会社が負担してくれるものです。代車費用特約が利用できる条件や、負担してもらえる上限額は、保険会社や契約内容によって異なります。自身が加入する自動車保険の契約内容を事前に確認しておきましょう。

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代車にかかる金額

代車がない場合の対処法3

ディーラーで代車を用意してもらえなかった場合、自身の利用頻度や修理期間に応じて適切な対処法を検討する必要があります。主な対処法は、以下の通りです。

  • カーシェアリングを利用する
  • マンスリーレンタカー・短期カーリースを利用する
  • 公共交通機関を利用する

順番に解説していきます。

対処法を紹介する女性

カーシェアリングを利用する

カーシェアリングサービスは、愛車が修理から戻ってくるまでの代替手段として特におすすめです。カーシェアリングサービスとは、ステーションに設置されたクルマを会員間で共同利用するサービスです。会員カードやアプリ等でクルマの開錠ができるため、入会すれば24時間365日いつでも利用できます。

利用料金には、ガソリン代や保険料が含まれていることが一般的です。また、最短15分~30分程度、以降は10分~15分単位で利用できることが多く、6時間・12時間・24時間といったパック料金が用意されていることもあります。そのため、必要なときに必要なだけ、さまざまな車種の中からおトクに利用できるのが特長です。

三井のカーシェアーズでは、専任のスタッフが定期的に車内・外装の清掃や備品の補充、安全点検などを行っています。急な故障や事故の場合も、サポートセンターによるサポートや保険会社と提携したロードサービスの手配などがあるので、快適かつ安心・安全にご利用いただけます。

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マンスリーレンタカー・短期カーリースを利用する

マンスリーレンタカーとは、1か月単位でクルマを借りられるサービスです。多くの場合、一般的なレンタカーの1か月分の料金より割引された金額で利用できます。短期カーリースも、1か月~1年未満の短い期間だけカーリースを利用できるサービスで、通常は年単位の長期契約となるカーリースを短期で利用できるメリットがあります。

愛車の修理期間が数か月以内であればマンスリーレンタカー、長期にわたる場合は短期カーリースを利用するなど、ご自身の状況に合わせて使い分けるとよいでしょう。

マンスリーレンタカー・短期カーリースの利用が向いているのは、通勤や通学・買い物などでクルマに乗る機会が多い方や、自宅周辺にカーシェアリングのステーションがない方などです。契約期間内であれば、まるで自家用車のように自由に利用できます。

一方で、駐車場については注意が必要です。月極駐車場やマンションの駐車場に借りたクルマを長期間駐車する場合は、管理会社に連絡する必要があります。短期間の駐車なら、コインパーキングの利用を検討するとよいでしょう。ただし、その場合は利用料金に加えて駐車場代もかかることになります。 

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公共交通機関を利用する

クルマの利用頻度が少なく、愛車の修理期間が数週間程度であれば、電車・バス・タクシーなどの公共交通機関を利用することも検討してみましょう。電車やバスなら1か月単位から定期券を購入できるので、カーリースにかかる費用と比較してみるとよいでしょう。

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カーシェアリングを利用する女性

修理・維持の負担が気になったらカーシェアリングも検討しよう

愛車の魅力は、自分の好きなクルマにいつでも自由に乗れるという利便性にあります。しかし、突然の故障にかかる修理代や、車検、税金、駐車場代などの維持費は、家計への大きな負担となりがちです。

クルマにかかるコストは抑えたいものの、カーライフの楽しみを諦めたくないという方には、カーシェアリングがおすすめです。カーシェアリングなら、利用都度異なるクルマを、使いたいときだけリーズナブルに利用できます。

三井のカーシェアーズでは、大人数で乗れるミニバンから、運転が楽しいスポーツカーまで、多彩な車種をご用意しております。また、予約時間に応じて自動的に適用されるおトクなパック料金も魅力の1つです。修理代や維持費の心配なくカーライフを楽しみたい方は、ぜひ三井のカーシェアーズへのご入会をご検討ください。

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監修者:西川 昇吾(にしかわ しょうご)画像

監修者:西川 昇吾(にしかわ しょうご)

自動車ジャーナリスト
1997年生まれ、大学時代から自動車ライターとしての活動をスタートさせる。現在は新車情報のほか、自動車に関するアイテムや文化、新技術や新サービス、カスタマイズやアフターパーツの取材記事など幅広い分野で執筆している。それぞれのユーザー、購入検討者目線を意識した記事執筆を行っている。