トヨタ「カローラツーリング HEV」が三井のカーシェアーズに！走りと使い勝手のバランスが良いマルチな1台

セダンの快適さとSUVの使い勝手をあわせもつトヨタ「カローラツーリング HEV」が、三井のカーシェアーズに導入されました。

低く構えたステーションワゴンのボディ形状はSUV全盛のいまや少数派となったものの、乗り心地と使い勝手のバランスの良さは、ほかにないメリットだといえるでしょう。

三井のカーシェアーズで導入したのは「ハイブリッドG」というグレード。「プリウス」と同じ1.8Lエンジン＋ハイブリッドシステムを搭載し、静かで滑らかな走りとリッター30kmに迫る低燃費も注目ポイントです。

伸びやかなスタイルのワゴンボディ

「カローラ」シリーズのデザイン上の特徴はフロントフェイスのシャープな表情にありますが、ルーフが後部まで伸びたステーションワゴンの「カローラツーリング HEV」では、さらにスマートな印象を受けます。

同じ「カローラ」シリーズのSUVである「カローラクロス」（全長4,455mm×全幅1,825mm×全高1,620mm）と比較すると「カローラツーリング HEV」は車幅が狭く、背が低いのが特徴。1,550mmを下回る全高は、多くの立体駐車場に対応します。

インストルメントパネルの形状は「カローラクロス」と似ているものの、視線の低さはSUVとは異なる部分。SUVの見晴らしの良さとは違う、「車両周囲の状況が掴みやすい」という視界の良さがあります。

「カローラクロス」をはじめとしたSUVやホンダ「N-BOX」のような軽スーパーハイトワゴンに慣れていると、最初は少々車高が低いと感じるかもしれません。でも、乗り込んでみるとその低さが車体との一体感につながり、運転もしやすく感じるでしょう。

それでいて、十分な空間の後席や荷室が備わっており、使い勝手の良さはSUVと比較しても遜色ありません。

ステーションワゴンの魅力のひとつが、荷室の広さ。通常時でも930mmの奥行きがあり、多くの荷物を詰め込めます。後席を倒せば、奥行きは1,953mmまで拡大。大人でも車中泊ができるスペースが確保できます。

また、通常時だけでなく後席を倒したときでも床面はフラットで段差がなく、荷物の載せおろしや車中泊がしやすいこともポイントです。三井のカーシェアーズで恒例のゴルフバック積載チェックも次のとおり。

ゴルフバックのような長尺物の積載ができる空間は、アウトドアグッズを積んでキャンプに行くにも使いやすいでしょう。段差があり、タイヤの張り出しも大きい「カローラクロス」よりも、使い勝手は良いかもしれません。

ちなみに「カローラツーリング HEV」「カローラクロス」とも後席を倒すレバーは、後席の上面だけでなく、荷室の左右にも設定されており、バックドア側からも操作することができます。

「カローラツーリング HEV」には、手持ちのスマートフォンを接続して、ナビや音楽再生できる8インチのディスプレイオーディオを装備。Android Auto™とApple CarPlayにも対応しているため、カーナビにも使い慣れたマップアプリを使うことができます。

運転支援機能や安全機能をパッケージした「Toyota Safety Sense」には、アダプティブ・クルーズコントロール（レーダークルーズコントロール）機能も。ロングドライブ時の疲労軽減に役立ちます。

シフトはごく一般的なストレートゲートのレバー式ですが、その前方にはドライブモードの切り替えスイッチがあり、「SPORT」「NORMAL」「ECO」から選べます。

実際に運転してみると、SUVやスーパーハイト系ワゴンといった視点の高い車種と比較して低いドライビングポジションに、安定感を感じます。重心の低さも相まって、街なかではスイスイと気持ちよくドライブができました。

トヨタが長年、磨き続け熟成を極めた最新のハイブリッドシステム「THS」は、滑らかさが印象的。特に市街地走行時は、多くのシーンをモーターのみで走行できるため、静かさが際立ちます。まさに、走りと使い勝手のバランスが良いクルマだといえそうです。

なお、三井のカーシェアーズには、他にもステーションワゴンタイプの車種としてスバル「レヴォーグ」も導入しています。

こちらは全長4,755 mm×全幅1,795 mm×全高1,500 mmと、「カローラツーリングHEV」よりもひと回り大きく、ターボエンジンでパワフルなクルマです。同じステーションワゴンの乗り比べをしてみるのもおもしろいかもしれません。

トヨタのステーションワゴン「カローラツーリング HEV」、三井のカーシェアーズでの車種クラスは「ミドル」で、ベーシックプランの場合、下記の料金でご利用いただけます。

「カローラツーリング HEV」は、3ナンバーサイズでありながら、都心の狭い道でも運転しやすいボディサイズと静かなモーター走行のできる、日本の都市部にマッチした1台だといえます。そのバランスの良さをぜひ味わってみてください！

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