人気のコンパクトカー「ヤリス/フィット/ノート/スイフト/アクア」の特徴や使い勝手を比較解説!
気軽に使えるカーシェアの中でも、最も身近な存在といえるのが「コンパクトカー」です。今回は、人気のベーシックなハッチバック車5モデルを比較します。
各メーカーがしのぎを削る人気カテゴリーだけあって、それぞれ独自の個性や特徴がつまっています。そんな各モデルの使い勝手や走りなどについて、まとめて紹介します。
トヨタ「ヤリス」
どんなクルマ?:軽快で小回り性能も抜群な優等生

2020年に登場した現行型ヤリスは、グローバルで4代目となるコンパクトカーです。日本ではこれまで「ヴィッツ」の名で親しまれていましたが、今モデルから世界共通の名称に統一されました。
最新のプラットフォーム(車台)を採用して、軽量化を図りながらしっかりした走行性能や乗り心地の向上を両立させたほか、先進安全機能も充実させています。
運転のしやすさや走りのキャラクター

人気のモデルだけあってパワーユニットのバリエーションも多彩。三井のカーシェアーズでは主に、1.5リッターハイブリッド車と1リッターガソリン車の2タイプが用意されています。
全長4メートル弱とコンパクトなボディは、1リッターガソリン車でも軽快に走らせることが可能で小回り性能も十分。運転席からの見切りも良好です。
前席/後席/荷室の広さや使い勝手

躍動感あふれるスポーティなスタイリングのなかに、ぎゅっと凝縮されたキャビンスペースを備え、余裕たっぷりとはいえないものの大人4人がしっかり乗ることができます(※注:乗車定員は5名)。
特に前席はしっかりしたシートや凝った造形のインパネなどで、質感も上々です。一方で後席や荷室の空間はコンパクトな設計ですが、床面が低いので使い勝手は良好。後席を倒すことで長めの荷物を積むことも可能です。
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ホンダ「フィット」
どんなクルマ?:広い室内空間で後席もゆとりのある万能コンパクトカー

フィットはホンダを代表するロングセラーのコンパクトカーで、現行型は4代目となります。初代から続く歴代フィットの美点は、優れた走行性能や低燃費といったコンパクトカーならではの良さと、上位クラスに匹敵する広いキャビンスペースを融合した万能性にあります。
現行型ではさらに、丸みを帯びた愛らしいスタイリングとすっきりした内装を特徴とし、他社のライバルとは一線を画す個性も併せ持っています。
運転のしやすさや走りのキャラクター

現行型フィットの運転席に座ると、すっきりとした視界の良さに驚くはず。インパネ回りも水平基調でシンプルな造形なのに加え、四方の窓ガラスも見晴らしが良くて死角も少なく、初めての運転でも安心して乗れるクルマといえるでしょう。
三井のカーシェアーズで用意される1.5リッターガソリン車は、ゆとりある走行性能も魅力です。充実した先進運転支援機能や乗り心地を重視した足回りとも相まって、快適なロングドライブが楽しめます。
前席/後席/荷室の広さや使い勝手

頭上が高く広々した室内空間は、現行型フィットの最も大きな特徴として挙げられます。視界の良さは後席からも実感でき、快適なドライブが楽しめるでしょう。荷室も四角く余裕があります。
さらにフラットで低い床面を生かし、後席の座面を跳ね上げて背の高い植物などを縦に積み込めるなど、他のライバル車には真似できないシートアレンジの豊富さも見どころです。
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日産「ノート」
どんなクルマ?:e-POWERとモダンな内外装がもたらす先進モデル

2020年に登場した現行型の3代目ノートは、それまであったガソリンエンジン車を設定せず、ハイブリッド「e-POWER(イーパワー)」専用車としました。
他社のハイブリッド車の多くは、モーターとともにエンジンでも駆動しますが、e-POWERは、エンジンで発電した電力を用いた「シリーズ式ハイブリッド」のため、EV(電気自動車)と同様のモーター駆動です。滑らかに加速する独自の走行フィーリングを特徴とします。
運転のしやすさや走りのキャラクター

低速からスムーズかつ静かに力強く加速するe-POWERの走りは、通常のガソリン車とは明らかに異なる小気味よさを味わえます。またアクセルを戻すだけで減速できる「e-Pedal Step」もペダルの踏みかえを減らすとともに、渋滞や下りの多い山道などで有効です。
静粛性も高く、モダンなインテリアの仕立てとともに、他社にはない「先進的で上質なコンパクトカー」というキャラクターを確立しています。
前席/後席/荷室の広さや使い勝手

ラウンドしたインパネ形状や高いセンターコンソールなどによって、運転席周りは他のライバル車にはない包まれ感があります。クリックで操作できる電制式シフトや大型液晶メーター、座り心地の良いフロントシートなど、細部まで凝った造りとなっています。
足元空間の広い後席に加え、荷室空間も十分に確保されており、使い勝手の面でも満足できる仕立てです。
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スズキ「スイフト」
どんなクルマ?:軽量かつ最小サイズのボディが生むスポーティな走り

スズキが世界で展開するコンパクトカーのスイフトは、日本では2000年に初登場し、現行型は2023年12月にデビューした5代目となります。全長3,860㎜と、他社の4メートル級コンパクトカーに比べさらに小さなボディは、軽量かつ高剛性な造りです。
世界の道で磨き上げられた軽快な身のこなしによるスポーティな走りの良さは、歴代モデルで代々受け継がれてきたスイフトの独自性といえます。
運転のしやすさや走りのキャラクター

現行型のパワーユニットは、新開発の1.2リッターエンジンにマイルドハイブリッドの組み合わせ。1トン前後の軽量ボディとの相乗効果で、スムーズな走行性能と低燃費を両立させています。操縦安定性も高く、運転を楽しめる1台といえるでしょう。
また小回り性能の高さも魅力で、込み入った街中などでの使用にも有効です。先進運転支援機能も充実しているので、長距離での運転もしっかりサポートしてくれます。
前席/後席/荷室の広さや使い勝手

運転席周りは機能性を重視したレイアウトで、中央のナビ画面も高めに配されています。シートやステアリングの調整幅もあり、大柄のドライバーでも問題なく着座できます。
一方、後席と荷室の空間はほかのコンパクトカーに比べるとやや控えめで、特に荷室はミニマムです。とはいえ後席を倒すことで容易に拡大できるので、2名乗車であれば大きな買い物にも十分対応できます。
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トヨタ「アクア」
どんなクルマ?:モーターの存在感が強まった上級ハイブリッド小型車

アクアは、ハイブリッド専用コンパクトカーとして、2011年に誕生しました。現行型は2021年に全面刷新された2代目です。初代のデビュー時とは違い、ベーシックなヤリスにもハイブリッド車が設定されるなか、2代目モデルは、より上質で快適な仕立てを特徴としています。
新開発の高効率なバイポーラ型ニッケル水素電池をトヨタ車で初搭載したほか、後席の空間を十分に確保するなど、上級コンパクトカーとしてのキャラクターを強化しています。
運転のしやすさや走りのキャラクター

トヨタのハイブリッド車は、エンジンとモーターの効率的な協調による駆動で低燃費を達成していますが、その分低速から頻繁にエンジンが始動する傾向にあります。
高効率な電池を採用した2代目アクアは、EV(電気自動車)のようにモーターだけで走行できる領域が大幅に拡大し、街乗りの速度域ではあまりエンジンが始動しません。
ヤリスハイブリッドよりも上質な走行フィーリングが得られ、常にリラックスした移動が楽しめるものとなっています。
前席/後席/荷室の広さや使い勝手

機能を集約しすっきりしたインパネレイアウトは質感も高く、マウスのような電制式シフトや大型のセンターディスプレイの存在感などとともに、運転席周りはスマートで先進的な印象。前方の視界も良好です。
プラットフォーム(車台)を共有するヤリスに対しホイールベース(前後車軸間の距離)を延長して後席の足元などが拡大するなど、車内や荷室空間にも余裕があります。
なお車内にはAC100V・1500Wのアクセサリーコンセントが備わっており、電子機器や小型家電などの利用ができるのも、現行型アクアの大きな優位点となっています。
>>>「新型アクア HYBRID」が三井のカーシェアーズに!暮らしに役立つコンパクトハイブリッド車をチェック
コンパクトカーはいくらで借りられるのか
車種クラス「ベーシック」は、最短30分から10分単位で予約可能です。ベーシックプランの場合、10分150円、6時間パックなら4,280円で利用できます。

予約時間に合わせて、10分単位の料金とパック料金から、常に最も安い組み合わせを自動的に適用する仕組みです。この他におトクな夜間パックなども用意されています。
手軽に利用できるベーシッククラスのコンパクトカーで、日常のお買い物から週末のドライブまで幅広いシーンで快適にご利用いただけます。
>>>最新の料金情報はこちら

文:前原稔
編集:田村恵美/PASSERBY GRAFFICS+type-e
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