大学生で車持ちって実際どうなの?メリットやおすすめの車種、費用のまとめ

大学生で車持ちであることには賛否両論あり、一概にどちらがよいとはいいきれません。今回の記事では、大学生で車を持つことについて実際に持っている人の割合からメリット・デメリット、かかる費用まで詳しく解説します。

気になる疑問

大学の友達が、自分の車を持っているのがかっこよくてうらやましいです。私も購入を検討しているのですが、大学生で車持ちになる明確なメリットって何かあるのでしょうか?

専門家の回答

山城 利公(やましろ としまさ) 

大学生が車を持つメリットは、時間や行動範囲の自由度が広がり、旅行や買い物などさまざまな場面で便利に使えることです。一方で、維持費や駐車場代などの負担もあるため、利用頻度や住んでいる地域を踏まえて、自分に合った選択をすることが大切です。

大学生で車持ちってあり?

ひとくちに大学生といっても、地方に住んでいるか、金銭的な余裕があるかなど、人それぞれ状況が異なるため、車を持つことがありかなしかは一概には判断できません。ここでは、実際に車を持っている大学生の割合や大学生で車を持つことに対するさまざまな意見を紹介します。

車を持っている大学生の割合

自分名義で車を所有している大学生は少なく、全学生を対象とした調査では、その割合は全体の5%未満という報告があります(※1)。それに比べて、大学生(19歳~24歳)の免許保有者の割合は約68%で高いといえます(※2)。

また、車を持たなくても生活しやすい都市部では自分名義の車を所有していない学生も多いと考えられる一方で、地方では自分名義ではなく家族と車を共有しながら利用しているケースも少なくないでしょう。

自分名義の車を持ちたいと考えている大学生は5割ほどとの調査(※1)もあり、維持費などの金銭的事情が免許保有率と車の所有率の差につながっていると考えられます。

賛成派の意見と反対派の意見

大学生が車を持つことに対して、「自分の車を持っているのはかっこいい、モテる」といったポジティブな意見が聞かれる一方で、「学生が持つ必要性は低い」といった意見もあります。

車持ちの大学生に対しての肯定的な意見としては、自分の車を持っていることで、グループでの旅行やドライブの際に車を出したり、人の送迎ができたりする点が挙げられます。加えて、自分の車を持っていることがステータスになるという意見もあります。

また、「必ずしも所有する必要はない」という意見の背景には、購入費や維持費の負担が大きいことや、カーシェアリングやレンタカーといった選択肢があることなどが挙げられます。

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大学生で車持ちについての疑問

大学生で車持ちになるメリット

大学生が車持ちだと、旅行やドライブに行きやすくなることや荷物を多く積める・運べるほか、移動の自由度が上がり、さまざまな場面で運転する機会が得られるといったメリットがあります。これらのメリットについて、それぞれ詳しく解説していきます。

大学生で車持ちになるメリット

旅行やドライブに行きやすくなる

大学生活では、ドライブや旅行など車を利用する機会が増えるため、自分の車を持っていると好きなタイミングで利用できます。特に車を利用する頻度が高い場合は、カーシェアリングやレンタカーとの費用を比較したうえで、自家用車を所有するという選択肢も考えられます。

荷物を多く積める・運べる

普段の買い物やレジャーなどで重い荷物を運ぶ際、自分の車があると便利に感じる場面は多いでしょう。特に公共交通機関だけでは移動しにくい地域では、日常の買い物やレジャーの際に車が役立ちます。例えば、大きいものを購入したときや、友人とのレジャーで荷物を運ぶ際などに活用できるでしょう。

移動の自由度が上がる

大学生に限ったことではありませんが、自分の車を持っていると時間的、地理的に移動の自由度が向上します。電車やバスの本数が少ない地域や、駅・バス停が近くにない地域でもドアtoドアで移動でき、夜間や早朝など交通機関が稼働していない時間帯でも気軽に動けます

運転経験が積める

自分の車があると日常的に運転する機会が増え、さまざまな道路環境や交通状況に慣れることができます。そのため、将来的に仕事やプライベートで車を利用する場面があった際にも、運転への心理的なハードルを下げられる可能性があります。

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大学生で車持ちのメリット

大学生で車持ちになるデメリット

大学生が車を持つことにはメリットもある一方で、維持費の負担や管理の手間、駐車スペースの確保の難しさ、周囲から移動手段として送迎を頼られやすくなるなどのデメリットもあります。これらのデメリットについて、それぞれ詳しく解説していきます。

利用頻度によってはコスト負担が大きい

日常的に車を使う機会があまりない大学生にとって、高い維持費が発生する車を所有することは費用に見合った利用機会を確保しにくいといえます。利用頻度によっては維持費の負担を大きく感じてしまう場合があります。

一般的に車の維持費は、車検費用や駐車場代、保険料など諸々合わせて、軽自動車で年間約20万円~30万円ほど、普通自動車で年間約30万円~50万円ほどかかります。そのため、頻繁に車を利用する学生以外は、都度カーシェアリングやレンタカーを借りたほうが安く抑えられる場合があります。

維持に手間がかかる

自分の車を持つと、維持費がかかるだけでなく、点検やメンテナンスなどの維持管理の手間もかかります。

車は定期的な点検やメンテナンスを怠ると、故障やトラブルの原因になる可能性があります。安全かつ快適に乗り続けるためには日頃から適切な管理が必要です。オイル交換や車検などを定期的に実施する必要があり、時間や費用もかかります。

駐車スペースの確保が難しい

自宅の駐車スペースに空きがない場合は、新たに駐車場を探す必要がある点も、車持ちになるデメリットの一つです。特に、都心部では駐車場代が高額になるケースもあり、車の維持費が上がる要因になります。また、住む地域によっては希望する条件の駐車場を見つけにくい場合もあります。

送迎を頼まれることが増える

大学生で車を持つことのデメリットとして、友人などから送迎を頼まれる機会が増える場合があることが挙げられます。もちろん、友人を送迎したり、旅行の際に車を出したりすること自体は悪いことではありません。しかし、自分ばかりが運転や車の手配を担う状況になる可能性もあるでしょう。

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大学生車持ちのコスト面のデメリット

車を持つのに実際にかかる費用

車を持つのに必要な費用は、車種やモデルによって大きく異なるため一概にはいえません。しかし、購入したい車が決まっていればおおまかな費用を計算できます。費用の内訳は、車両本体の購入費(初期費用)と維持費です。

購入費と維持費の詳しい内訳を以下の一覧表で解説します。

車を持つのにかかる費用

詳しい内訳

購入費

車両本体価格

法定費用(自動車税、自動車重量税など)

諸費用(車両登録、車庫証明など)

維持費

車検代・メンテナンス費用

自賠責保険料・任意保険料

税金(自動車税・自動車重量税)

燃料代

駐車場代

有料道路料金(高速代など)

購入費、維持費が実際にいくらぐらいかかるのか見ていきましょう。

購入費

新車を購入する場合、軽自動車やコンパクトカーで100万円~200万円、コンパクトSUVやミニバンでは200万円~300万円ほどかかることが一般的です。

ローンを利用すれば、初期費用を抑えて購入できますが、最終的に支払う総額は増えることになります。ローンを組める条件は成人していてかつ一定の継続収入があることであるため、理論上大学生でも利用可能ですが、現実的には収入の不安定さや少なさから審査に通らないケースが多いでしょう。

また、車両本体価格以外にも車両登録、車庫証明などの諸費用や自動車税など法定費用が車両本体価格の約10%~20%ほどかかります

維持費

車は購入後も車検代や保険料に加え駐車場代や燃料代など多くの維持費がかかります。具体的には、車検は16万円~20万円ほどかかるため、2年に1回受けるとすると年間で3万円~10万円発生する計算になります。保険料は若い人ほど高くなり、大学生の場合は年間で8万円~20万円ほどです。また、燃費や重量税の違いなど、車種によって維持費に差は出るものの、合計では少なくとも年間20万円前後は必要になるでしょう。

ただし、電気自動車(EV)や燃料電池車、ハイブリッド車などの環境性能に優れた車の場合は、エコカー減税やグリーン化特例が適用でき、維持費の負担を軽減できる可能性があります。検討している車が減税対象かどうかは国土交通省のページで確認しましょう。

>>>自動車の維持費についてはこちら! 

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車持ちの大学生にかかる費用

大学生の車選びのコツ3

大学生がどんな車を買うか決めかねている場合は、車を借りて試し乗りしてみる、費用を抑えられる車にする、用途に合う車を選ぶといった方法で決めるのがおすすめです。

それぞれについて詳しく解説します。

カーシェアリングやレンタカーで試し乗りする

欲しい車のイメージがまだ固まっていないときや、候補がいくつかある場合は、カーシェアリングやレンタカーで試し乗りをしてみるのがおすすめです。

まずはこうしたサービスを活用し、気軽に乗り比べてみるのも一つの方法です。

三井のカーシェアーズでは、軽自動車・コンパクトカー・SUV・ミニバン・セダン・スポーツカー・輸入車・EVまで、幅広い車種の車を取り扱っており、おしゃれな車も多くそろっています。さまざまな車を試せるため、どのような車が欲しいか定まっていない人にもおすすめです。ぜひご利用ください。

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税金や燃料費が安く、費用を抑えられる車を選ぶ

維持費を抑えるために、税金や燃料費の負担が少ない車を選ぶのも一つの手といえます。維持費の観点から見ると、燃費のよい軽自動車やコンパクトカーがおすすめで、特に軽自動車は自動車税や重量税も安く抑えられます。

維持費を自分で負担する場合、大学生はアルバイトが収入源の半分以上を占めているため、車種による数万円~数十万円の違いは無視できないでしょう。そのため、維持費を含めた総額の予算も車選びの重要な判断材料といえます。

趣味やライフスタイルに合った車を選ぶ

自分の趣味やライフスタイルに合わせた車を選ぶこともポイントに挙げられます。例えば、キャンプが趣味であれば、積載量の多さや走行性能の高さを重視して車を選ぶと快適に過ごせます。

また、サークル活動でレジャーや旅行をするのであれば、乗車定員の多い車を選びましょう。一方で、乗車定員を気にせず、運転のしやすさを重視するのであれば、軽自動車やコンパクトカーが最適といえます。

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大学生におすすめな軽自動車

よくある質問

大学生で車を持つことをおすすめできる人はどのような人か、また、カーシェアリングと自分の車を持つのではどちらがよいかなど、大学生が車を持つことについてよくある質問に答えていきます。

大学生が車を持つのにおすすめの車種は?

乗りたい車にこだわりがないのであれば、大学生におすすめの車は燃費のよさと実用性の高さを兼ね備えたモデルといえます。また、性能や予算を考慮したうえで、自分の好みに合ったデザインの車を選ぶと、運転がより楽しくなるでしょう。

その中でも、トヨタの新型アクア、日産のノートe-Power、スズキのスイフト、ホンダの新型N-BOXは、いずれも燃費がよく、維持費を抑えやすいので大学生にもおすすめです。ホンダの新型N-BOXは軽自動車であり、自動車税や重量税もコンパクトカーに比べて安く、軽自動車の中では車内空間が比較的広いことが特徴です。そのため、旅行での利用も考えられる大学生に向いているといえます。

また、残りの3車種はハイブリッドシステムを採用しており、スイフトもハイブリッドモデルを設定しています。エコカー減税やグリーン化特例の対象になる可能性があるため、維持費をさらに抑えられる傾向があります。

大学生で車を持つのをおすすめできるのはどんなケース?

とにかく自分の車が欲しいという強い思いがある方は別として、自分の車を持っていたほうがよいケースは、大学への通学に車を使いたい場合です。高い頻度で車を使うほど、固定費(駐車場代や保険料など)に対して、1回あたりの利用コストが割安になります。

また、アルバイト先への通勤や日々の買い物など、移動手段として日常的に車を使う場合もおすすめです。通学と同様に車に乗る頻度が高くなるため、長期的に見るとカーシェアリングやレンタカーなどを利用するより経済的といえます。

カーシェアリングと自分の車どっちがよい?

多くの大学生は、車を利用する機会が旅行やドライブなどに限られる傾向があるため、維持費のかかるマイカーを所有するよりも、必要なときだけ利用できるカーシェアリングのほうがおすすめです。特に都心部の学生は、日常の移動を公共交通機関で完結できることが多く、車を所有するメリットを感じにくい場合があります。

カーシェアリングはアプリ経由で短時間から気軽に予約できるのが特徴で、ちょっとした送迎やドライブなどの短時間利用ではレンタカーよりも使い勝手がよいといえます。空きコマの時間を有効に使いたい大学生や深夜・早朝などにドライブに行くことが多い大学生にとっては最適な選択肢です。

三井のカーシェアーズでは、最短30分から10分単位での利用が可能で、24時間いつでも気軽に車を借りられるため(※3)、「今からドライブに行きたい」となった場合でもその場で予約できます。

さらに、2026317日以降、免許を取得してから1年未満の方も入会が可能になったため、大学生でもより利用しやすくなりました。

友達とのドライブや旅行で車を利用したい方も、購入前に気になる車種を試してみたい方も、ぜひ三井のカーシェアーズをご利用ください。

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入会はこちら

※1出典:株式会社ガロア「大学生のガソリン節約事情や車の所持に関するアンケート調査【ガクセイ協賛】」
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000040.000075889.html
(最終確認:2026年8月10日)

※2出典:警察庁交通局運転免許課「運転免許統計 令和6年版」
https://www.npa.go.jp/publications/statistics/koutsuu/r06main.pdf
(最終確認:2026810日)

※3:ステーションによっては、異なる場合もございます。

記事内容は公開時のものです。変更になる場合があります。

監修者:山城 利公(やましろ としまさ) 画像

監修者:山城 利公(やましろ としまさ)

モータージャーナリスト
さまざまなカテゴリーのクルマを独自のスタンスで試乗評価。交通インフラ、物流業界の構造、安全運転教育など社会課題にも精通、モビリティ社会の未来に貢献している。物流のプロとして200万km(地球50周以上)無事故走行の実績を持つ。
AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員