紅葉シーズンに知っておきたい「峠道・山道」で気をつけるべき道路標識

秋の紅葉シーズンは、美しい景色を求めて山間部や峠道へドライブに出かける機会が増えます。しかし、急なカーブや傾斜が続く山道では、普段走り慣れている市街地とは異なる運転マナーや知識が求められます。

中でも道路標識や路面表示には、街乗りではあまり見かけないものもあります。事前に意味を把握しておくことが安全運転への第一歩です。

今回は、峠道・山道で特に気をつけるべき標識や表示をまとめました。

峠道・山道で注意したい道路標識

急カーブ

急な曲がり角があることを知らせる黄色のひし形標識です。見た目よりも急なカーブとなっている場合も多く、手前での十分な減速が欠かせません。カーブの途中で急ブレーキを踏むと車体がスリップして制御を失う危険があるため、手前の直線部分で十分にスピードを落として進入しましょう。

連続カーブ(つづら折り)

左右に曲がりくねったカーブが連続する区間に設置される標識です。矢印の向きにより曲がる方向を確認できます。対向車が中央線を越えてくる危険性もありますので、前方の状況に注意しながら、車線の中央をキープしてゆっくり慎重に走行してください。

急勾配(上り・下り)

道路の傾斜(%表示)を示す標識です。「10%」と表示されている場合は、100メートル進む間に10メートル高くなる、または低くなることを意味します。特に下り坂ではクルマの重さによって想定以上に速度が上がることがあります。フットブレーキを使い過ぎると、ブレーキが効きにくくなる「フェード現象」が発生するおそれがあるため、注意が必要です。上り坂では速度が落ち過ぎないよう周囲の交通状況に合わせて適切に加速してください。

落石のおそれあり

山肌からの落石や土砂の崩落に注意が必要な場所を示す標識です。路上に小さな石が落ちているだけでも、タイヤのパンクやハンドルをとられる原因になります。山側の斜面や路面状況に十分注意し、もし落石を発見した場合は徐行して安全に回避しましょう。

スリップ注意

車がスリップしているイラストが描かれた標識です。秋の山道は日陰に濡れた落ち葉が積もっていたり、早朝や夜間に路面が凍結していたりすることがあります。落ち葉の上は氷上のように滑りやすいため、急ハンドルや急ブレーキを避けてゆっくり通過してください。

追越し禁止(はみ出し禁止)

見通しの悪い山道でよく見られる標識です。前方に遅い車がいても、黄色の中央線がある区間では反対車線にはみ出して追い越すことは禁止されています。前の車と十分な車間距離を保ち、焦らず車列の流れに合わせて走行することが安全運転のポイントです。

路肩注意・幅員減少

道路の幅が狭くなっている場所や、路肩が弱く崩れやすい場所であることを示す標識です。特にすれ違いが困難な狭い山道では、対向車が来た際に端に寄りすぎると路肩脱輪の危険があります。安全にすれ違える場所や退避スペースを意識して走行しましょう。

動物注意

シカやサル、タヌキなどが飛び出してくる危険性があるエリアに設置される標識です。秋は動物たちの行動が活発になる時期でもあります。夜間や早朝はもちろん、見通しの悪い山道ではハイビームを活用し、遠くに見える動物の目の反射や影に注意して走行してください。

安全運転をサポートする道路表示・看板

この先ヘアピンカーブ

180度近く大きく折れ曲がる極めて急なカーブの手前に設置される警戒表示です。速度が出たままだと曲がりきれず、対向車線へはみ出したり脱輪したりする恐れがあります。表示が見えたら手前でギアを落としエンジンブレーキを併用して(次項目を参照)、速度を十分に落としてからカーブへ進入してください。

エンジンブレーキ使用

長い下り坂の手前や途中に設置される注意表示です。フットブレーキだけを使い続けると、ブレーキが効きにくくなるフェード現象やベーパーロック現象が発生するおそれがあります。シフトレバーを「S」や「L」、「B」などに入れてエンジンブレーキを積極的に併用しましょう。

土砂崩れ・落石注意

標識に加え、路面塗装や看板などで強調されている表示です。大雨の後や秋の長雨の時期は地盤が緩みやすくなっています。前方の路上に落下物がないか遠くまで視線を向け、前車の動きにも注意しながら安全な速度を保ちましょう。

デリニエーター(矢印板・カーブ誘導標)

カーブの外側に設置された反射板や矢印状のパネルです。夜間や濃霧で視界が悪い山道でも、道路のカーブ形状を明確に示してくれます。夜間のドライブではライトの光を反射するデリニエーターを目印にし、カーブの先の道路の形状を予測しながら走行しましょう。

山道ドライブでのカーシェア利用のポイント

山道や峠道は市街地と比べてスピードを落として走る必要があり、想定よりも移動に時間がかかる傾向があります。途中で慌てて運転することがないよう、カーシェアの予約時間は通常よりも余裕を持って設定しておくと安心です。

また、車種選びも重要なポイントになります。排気量に余裕のあるモデルやSUV、4WD車などを選択すると、急な上り坂でも比較的スムーズに走行しやすくなり、長時間の山道運転時の負担軽減にもつながります。

>>>車種ラインアップ

秋のドライブは心のゆとりをもって

秋の絶景を楽しめる山道ドライブですが、慣れない道では道路標識や表示の内容をしっかり確認することが大切です。

三井のカーシェアーズでは、山道のドライブにも適したクルマを多くご用意しています。予約から利用終了までの手続きや各種変更手続きをアプリで行えますので、秋のドライブにぜひご利用ください。

山道でも普段走り慣れた道でも適切な速度コントロールと心のゆとりを持って、安全で快適な秋のドライブをお楽しみください。

>>>最新の料金情報はこちら

文:前原 稔
編集:わたなべひろみ/株式会社アケホノ+type-e

<関連記事>
>>>走行中に赤や黄色のランプが点灯、そのときどうする?

>>>連休の「渋滞」クルマの専門家はどうしてる?

>>>運転がうまい人は何が違う?

>>>「センターライン」の種類(白、オレンジ、破線)と意味をおさらいしよう

<三井のカーシェアーズについて>
>>>ご利用の流れ

>>>料金について

>>>車種ラインアップ

<最新情報は公式SNSで>
Facebook、X(Twitter)、Instagram、LINE

記事内容は公開時のものです。変更になる場合があります。